タカの渡り 長野県白樺峠9月21日


9月21日、5時半起床でホテルの窓から見える山には雲がかかっていました。6時半に朝食を済ませ、乗鞍経由の白樺峠へ出かけます。途中のダム湖にあった気温表示は13℃。あの暑かった日々が嘘のようです。天気予報通り青空が徐々に広がり期待は高まります。


雲が広がっていたので、少し一ノ瀬を見てから(この旅で一ノ瀬がすごく気に入ってしまった)、9時半ごろ白樺峠に到着。この時間になると、道路に車があふれ、停めるのも厳しい状況となっています。うちは、旦那さんは魚釣りに出かけるので、私だけおろしてもらい、いざタカ見の広場へ!毎年ひーひー言いながら、登り道を頑張ります。

向かいの山には雲がかかっていますが、早くもタカ柱が立ってきました。



左から右へと流れてしまうタカが多い中、ぽつぽつと頭の上を通っていくものも出てきて飽きません。去年9月14日に観察に訪れた時より、ハチクマがずいぶん多いなという印象。








色々なタイプのハチクマが通過して行きます。これが楽しい。そのう袋が膨らんでいる個体が多い。

上空を通過して行くタカたちは、あちこちきょろきょろと視線を向けています。




上昇気流を探しているのではと感じました。目で気流そのものをとらえるのは難しいので、仲間が見つけたものに合流していくような感じがしました。

タカ柱ができていく。


目の前を通過しようとしていたタカたちが、向きを変えて広場上空の柱に合流していきます。



どんどん高度を上げていきます。



小さな点になるまで高度を上げて…



最後は同じ方向に頭を向けて渡っていきます。
いつ見ても感動するシーンです。

この日のピークは2時過ぎに始まりました。去年の14日と同じでした。3時まで楽しんでから、帰りにもう一度一ノ瀬エリアに寄って帰りました。

夕方の一ノ瀬エリア。
散策している人もまばらで、紅葉し始めた木々がとても美しかったです。


帰ってから松本城周辺で撮った、古本喫茶想雲堂さん。
何気なくTwitterに上げたら過去一番拡散されました(600くらいですが…)


タカ見広場で少額ながら寄付させていただいたら、ポストカードいただきました。かえって申し訳ありません。今年もありがとうございました。

翌日は松本城周辺で探鳥してみます。

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