福島県 裏磐梯


福島県へ2泊3日で避暑へ行ってきました。この時期には珍しく、東京から裏磐梯まで行きも帰りも渋滞なし。今まで4~5回裏磐梯へは行ったことがありますが、今年はとても人が少なかったです。とても涼しく、気持ちが良かったです。





小野川湖ではボートを借りて釣りを楽しみました。

ボートで小さなワンドへ入っていくと、細い流れ込みから鳥が飛び立ちました。


アオゲラ!初見でうれしい!でもそこは真っ暗なところ。
このあたりで3羽ほどいたようで、時折二羽が追いかけっこしているような場面もありました。家族かな?

生い茂る森に阻まれ、撮れたのはこんな感じの写真ばかり。
去年、長野でオオアカゲラやアカゲラを見ましたが、その時はドラミングをやかましいほど行っていました。アオゲラは仲間内で時折「キョ」・・・・「キョ」って囁きあうばかり。また、木というよりは、斜面に降りて何かしていることが多く、図鑑を見てみると、地面に降りてアリを食べたりすることもあるそうです。なるほどね。


ノスリが飛んでいました。
久しぶりのカメラでシャッタースピードの設定がダメダメでした…。

あとはエナガがたくさんいました。群れで30羽くらいになっていた感じでした。

涼しくて釣りは楽しめましたが、鳥のほうはあまり成果はなく。森を歩くと、虫よけスプレーをしても効果がなくブヨ的な何かに襲われました。

スプリングが飛び出さんばかりの…「きしむベッドの上で~ ダニの恐怖と寄り添い~」いきなり最終日に(笑)。

朝6時前からホテル周辺で探鳥開始。


コゲラはいつでも私と遊んでくれます。そこかしこに、小鳥のさえずりが聞こえてきますが、森の中や樹冠での移動が多く、なかなか撮れません。

とーい所にコガラか?



こちらも判別不能。ヒタキの種類かと思うんだけど。エサをもらっているようでした。


 ↓少し明るいところに出てくれた



 サメビタキかコサメビタキあたりか?いいところに出たときに限って、アブの猛襲を受ける。数枚撮ったところで手を振り回しているうちにいなくなってしまった。


森の中は木の実も多くなっていて、オニグルミも実をたくさんつけていました。宿の主人に聞くと、毎年、街にも熊が良く出ているそうですが、今年はまったく出ていないとのこと(熊が出ると村内放送でながれるそうです)。森の食物がたくさんあるのかな?


森の中では、いろいろな生き物の音がします。
まもなく朝ごはんだから帰ろうかと思っていたところで、明らかに大きめの生き物が歩き回っている音がしてきました。小枝を踏んでパキッという音もします。

熊かもしれないとは思いつつ、確かめてみたくなり…私がいたところは、片側1車線の舗装された道路の上で、時折車やバイクが通ります。朝早いので薄暗い。森はガードレールのようなものの先に広がっています。気配を消して待っていると…

イノシシ?
その距離4mくらい。ノートリミング。



ああ!行ってしまう!これはもしかして…と思ったら、バックしてきて何かを食べ始めました。





ぷはっ~~!ニホンカモシカだっ!憧れの動物が目の前に!
シャッター音に気が付いてはいるのに、とてもゆったりと食事をして森の奥に消えていきました。
感動した~~!

でも、振り返るとやっぱり危ないね。クマだったら終わってた。


頭上のサルに、「また来いよ~!」と見送られ…


楽しい旅行は終わってしまったのでした。

帰りは福島のモモと野菜をたくさん買って帰りました。
晩御飯においしくいただきました。

やっぱり家はいいな~。

最後に…コロナ影響下の中での旅行でした。私たち夫婦は人との接触がほとんどない仕事を家でしています。お酒も飲みにいかないし、遊びといったら一人で楽しめる釣りかバードウォッチング。リスクとしては「低」だと思います。また、自然の中で遊ぶことを昔からしているので、自分を守るための行動を心がけています。裏磐梯の様子を見たら、そういう人は出かけてほしいな~と思うようになりました。コレ、すごい勢いで倒産件数が増えていくのが予想されます。

自然の中に行くといっても、移動ではリスクの高いところを通過しなければなりません。サービスエリアだとか食事とかですね。そういうところで他の人を観察すると、サービスエリアや道の駅のトイレでは、女性でも1/3くらいしか石鹸で手を洗いません!旦那さんに聞いたら、男性も石鹸をつけるひとは少ないとのこと。出ている水の下に手をくぐらせ、それで髪の毛をセットしている若い女の子も見かけました。トイレのカギや扉にはコロナ以外にも何が付いているのか分からないのに…

危ないところは時間をかけずにサッと通過、マスクと手洗い、人との距離が保てるところ。気を付けながら楽しみたいなと思いました。

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