印旛沼　チュウヒとケリ

2020年1月11日の連休初日、印旛沼へ行ってきました。約30年間千葉県に住んでいた私は、印旛沼周辺は子供時代からしょっちゅう訪れている場所です。でも、探鳥で訪れるのは初めてで、とりあえず目についた場所でカメラを出してみたら、偶然にもそこはチュウヒの狩場でした。

水産センターというところで、うな重を堪能した後、桜の木が植えられている場所で探鳥スタート。最初、沼に向かって右側の葦の上で猛禽が飛んでいるのが見えたので、数枚シャッターを切ってみたら、チュウヒでした。しばらくすると、目の前を横切るように飛び左側の葦に入りました。

その後すぐに、また飛び出してきたと思ったら、2羽のチュウヒが出てきました。

胸の白い部分が広いのと少ないのが2羽。葦の中にひそむ獲物を探し回っています。

このあたりの葦にたくさんいたのはオオジュリン、ホオジロ、アオジなど。ネズミなどもいるのかどうか…。

だんだんと晴れ間も見えるようになると、頭上をくるくると旋回し始めました。カメラ目線のものもありました。

一瞬、翼を閉じて真下に降りるように、狩りに入るような行動をとりましたが、その時はせず…。

葦の裏側に降りていきました。

こっちは別個体。活発に獲物を探して飛んでいて、沼の対岸方面へ飛んで行ったかと思うと、10分後に戻ってきたりと大きく移動していました。

チュウヒを堪能したので、そろそろ別の場所へ行こうかと戻って、ふと振り向いたときに、近くの草むらから何か飛び立ったので、なんとか撮ったら…

腰の特徴から、ハイイロチュウヒのようです。