エナガ |
千葉県の君津市(といってもほぼ鴨川と言ってもいいくらい内陸)にある亀山湖の小さな公園でバードウォッチングしてきました。Google earthで見つけた小櫃川(おびつがわ)上流にある滝原地区湖畔公園は、このあたり特有の滑床の川沿いに短い遊歩道が整備されています。
エナガ |
朝7時ごろに公園に到着。近くからはアオジの声が聞こえていました。寒く気温がなかなか上がりません。川沿いに行こうと思って降りてみると、台風の影響で砂が堆積、遊歩道は通行止めとなっていました。ガーン!すでに旦那さんは車で走り去っており、この小さな公園でどうすればいいんだと途方に暮れていると、そこは豊かな渓谷だけあって、特に移動することなく、10時過ぎまで探鳥を楽しめました。
気温が上がってくると、エナガが10羽以上の群れでやってきました。
エナガ |
キクイタダキ同様、数秒とじっとしていません。
エナガ |
ちばエナガ? |
カワイイ小鳥ですネ。鳥くんの図鑑を見てみると、千葉県にはシマエナガのように、頭の白っぽいエナガがいるようで、通称「ちばエナガ」と呼んだりしているそうです。で、改めて、千葉県の真ん中あたりで撮ったエナガを見てみると、目の周りの黒い部分がある個体が多いと思う中、少し薄いかなぁというのも混じっていました。
エナガ |
ちばエナガ? |
↑これなんか、結構薄いように思います。でも、亀山湖でははっきりと白いと思うような個体は見つけられませんでした。また次回、挑戦したいと思います。
と、エナガをカメラで追いかけていたら、ジョウビタキが横の木の後ろに突然現れて、身動きができなくなる(笑)。
亀山湖には多いキセキレイ。春のさえずりは見事で、大好きな鳥です。冬は胸が白くなるんですね。
セグロセキレイはセキレイの中でも声が太く、飛ぶときは「ピッ!」ではなく、濁った「ビッ!」って聞こえます。
そのほか、カワセミ、カイツブリ、シジュウカラなども見られました。
小さな公園ですが、トイレや草原はキレイに管理されていました。
台風で堆積した砂の上には、
イノシシかキョンの足跡が。
10時ごろ、公園を歩いて出て旦那さんと合流すべく、笹川方面へ。
遊歩道が歩けずに橋の上から川をのぞくと、飛び立つシギが。こんな山の中に?先で止まったところを見たら「クサシギ」でした。人生2度目の出会い。
小櫃川上流から流れ込む水はすでに清流になっていましたが、本湖はいまだマッディ。
亀山神社の暗いところでヤマガラを発見。静かな神社内はキレイに掃き清められていて、近隣の方が大事にされているのが分かります。お参りさせていただき、先に進みます。
逆光だったけどホオジロが数羽いました。この近くの民家の陰にノスリが降りましたが、民家周辺だったのでスルーしました(望遠レンズを持った不審者はきっと怖いと思うので)。
今年初めてのツグミを発見。2羽いました。
約1時間歩いて、へとへとになりながら旦那さんと合流。モミジも終盤となり、亀山湖は冬へと移り変わります。魚の位置は5mと落ちてきました。
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