白樺峠の鷹の渡りでは、圧倒的にサシバとハチクマが多いのですが、中には違う鳥も混じっています。フィッシュイーターのミサゴが飛んできてくれました。ミサゴは羽根がシュッとしているので、スマートに見えます。
こちらはボテッとした代表、ノスリです。みなさん、ノスリがでると、「なーんだノスリかぁ」なんて言っていますが、これが鳥の少ない季節になると、一躍アイドルになったりします。胸のモフモフは抱かれたい猛禽ナンバーワンです。ナンバー2はオオタカかな。
以下、3枚が判別不能な猛禽です。写真の影響か、目が大きいからハヤブサの仲間かと思ったけど、目の下の黒い線がないんですよね。
分かる方、ぜひ教えてください。
ほかにもホシガラス、ツミなども観察できました。ツミは去年に比べ、少なかったです。お隣にいた方に伺うと、ツミは少し遅いのだそうです。
3時過ぎに下山。旦那さんと合流すると、「釣りをしていたら、全身真っ黒で尾の先だけ青い鳥がいたよ!」っていうので、なんだろうなーと思ってその場所に行ってみたら、まだいました。初めて見ましたが、カワガラスでいいかな?余談ですが、旦那さんはこの日、日釣券を買ってこの川で釣りをしてみたところ、イワナとヤマメ(アマゴかも?)が釣れたようで、ほくほくしていました。
結構な急流ですが、全身潜ってエサ取りをしていました。帰ってから調べても、どの図鑑を見ても「尾の先端が青い」という記述が見つかりません。旦那さんはバードウォッチングをやりませんが、私が見た時も水面ギリギリを飛ぶときに尾が広がり、きれいな青い色が見えたので、見間違いではありません。ほかの水域では青く見えないのかな・・・?タカの渡りを見終わって、時間があったら、ぜひ見てみてください。ちょうど白樺峠を松本方面に下ってきて、川の上を渡る橋の付近にいます。
最後の1枚がキセキレイで、これでメモリーカードいっぱいになりました。達成感!
松本に一泊して翌日、時間があったので松本市内の某池に行きました。ちょっと高台になっていて、市内を一望できました。
かすかに色づいてきていた木々。
一周して帰るときに、エゾビタキが出てくれました。
木のてっぺんですが、うれしかった~!長野、やっぱりいいですね。また来たいです。
最後に…白樺峠の鷹の広場を整備してくださっている皆様、今年も利用させていただきありがとうございました。
おまけ
週間天気予報をみて、14日に行こうと決めた4日前にとった宿、「いろはグランホテル松本駅前」です。この夏にオープンしたばかりでオープン記念ということで安く泊まれました。清潔で必要なものはすべてそろっています。また泊まりたい。
宿の食事は朝だけだったので、夜は松本駅付近を徘徊。おいしそうなお店がいっぱいある中、疲れ果てた私たちは、ニオイでつられてしまった。おいしかったです。
追記:9月14日の白樺峠で、気の合う方と出会いました。出身地が同じで、見たいものや興味のあるものが同じで、夫がそれぞれ山と釣りに行っていて(笑)、こんな気の合う人って今まで出会ったことがないかもと、帰ってからずっと考えていました。よく、野鳥を一人で探していると、年齢・性別問わず色々な人とお話しします。そんな時、ごくまれに、連絡先を書いたカードをいただくことがあります。後から考えると、そういうカードを持っていたら、また会うことができたかもしれないと思うと、残念でなりません。
翌日15日には、小さな池の周りで探鳥しているときに、コイを釣っているおじさんとお話ししました。見た目はスキンヘッドでズボンはニッカボッカ、たばこをふかしているコワモテの方です。ベンチに座るときに「ここいいですか?」って聞いてから座ったら、どこから来たのって話になって、いろいろ話すうちに、面白い人だなぁって思うようになって。小学4年生の時の夏休みの自由研究でチョウについて研究をしたら金賞を取ったとか、冬になると野鳥がやってくるとか、楽しいことをいっぱい知っていて、何かきっかけがあったら、今なら大学で研究者をやっていたんじゃないかってくらい物知りで。
いろいろな意味で、楽しい旅でした。
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