長野県飯山市の北竜湖 キバシリ編


最終日の14日、朝4時45分起床。5時半ごろには遊歩道に入る。カラマツの森の付近で、小鳥の群れがやってくる。ヤマガラはいい兆し。この旅で分かった。ヤマガラがいろいろな小鳥を引き連れてやってくる。コガラかなぁと思うけれど、太陽が昇る前の森の中なので難しい。近くでは再びオオアカゲラの声とドラミング。






木の幹をひょいひょいと登っていく小鳥を発見。まるで忍者。上の写真、どこにいるかわかるかな?動いていたからわかるものの、1枚の写真になるとなかなか分からない。


横に回っていって、特徴的な下に曲がっているくちばし。おおー!見たいと思っていたキバシリですね。こんな小さいとは思っていなかった。我ながら、この暗い森でよく探した!「山地の針葉樹林で留鳥」カラマツとスギのある森。まさしく、ココ!さらに「冬季にはカラ類と混群」だそう。冬ではないけれども、もう子育ても終わったので、カラ類について回っているのかもしれません。かわいいな!

この日はオオアカゲラは出てくれず、6時半を回ったので朝食へ。宿の入り口につくと、釣りをしていた旦那さんがすでに待っていて、なんと転んで釣竿を折ってしまったようでしょんぼりしていた。

この日は渋滞回避の為に早めに出ることにしていたので、最後の温泉に入り、朝食後にすぐチェックアウト。2日間、お世話になった宿を後にしようと車に乗ったら、スタッフの方が来たので、忘れ物かな?と思ったら、なんとお土産をいただきました。うれしい。竿を折ってしょんぼりの旦那さんも少し元気になったような。ありがとうございました。また来ます!

なんか、飯山市の人はみんないい人で、このあとセルフのガソリンスタンドに入り、あたふたしていたら(都内のガソリンスタンドは、有人で窓も拭いてくれても、飯山より10円安い)、スタッフの人が来て、教えてくれた上に、クーポンも持っていなかったのに、おまけしてくれました。会員価格で入れることができました。なんて親切なんだ。



長野に来たら道の駅。千曲川へ寄ってみました。


採れたて新鮮お野菜がずらり。ウキウキショッピング。


おばあちゃん、新鮮お野菜ありがとう~!朝8時過ぎなのに、店内大混雑。


お土産は長野土産の定番、雷鳥の里。実は宿に置いてあったのを初めて食べて、そのおいしさに感動!自宅用と会社用を買って帰りました。

その他覚書、上信越道を走行中に、何度かタカの仲間を見る。ノスリは分かったけれども、おそらくサシバと思われる個体も発見しました。車で行かれる方、油断せずに双眼鏡はお手元に。去年、白樺峠に向かう途中でも、上信越道でタカ柱を見ました。

北竜湖へは長野新幹線の飯山駅からのアクセスも良い。上野から野沢温泉へ行ったときには新幹線利用でした。飯山駅からは、文化北竜館に宿泊すればスタッフの方が送迎してくれるようですよ。

撮影できなかった未確認の鳥もいくつか。ツミのような、おなか側が白っぽい尾のそれほど長くない鳥。トビのような鳥。さえずりがホオジロに似ている鳥が木の高い所でさえずり。

暗い!と、沢山書きましたが、暑さのために早朝と夕方しか探鳥ができなかったのが1点。あとは季節が夏で葉が多かったこともある。カラマツと雑木林は落葉するので、秋から春は明るいのではないかと思います。うまくいけば、オオアカゲラの営巢がみられるかも。

旦那さんは今日、折れた竿を買ったお店で修理できるか聞きに行ったら、保証期間内だったので免責6000円で交換になったようで大喜びで帰ってきたうえに、竿を一本買ってきました(笑)。

楽しい旅、これにて終了。

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